qp個展 『セルヴェ』

会期|
2019.9.14.-9.23.(水・木曜日は休廊)
時間|
15:00-20:00
場所|
パープルームギャラリー
企画|
パープルーム
協力|
パープルーム予備校

本展について


qpはこれまで美術、イラストレーション、写真、映像とさまざまなメディアと形式を横断しながら精力的に活動してきた。また、パープルーム関連の展覧会にはこれまで通算7回参加している。

qpにとって、本展は2012年以来7年ぶりの新作個展となる。本展にはデジタルペイントに移行する以前のアニメ制作の手法である、セル画を用いた作品が展示される。セル画を用いながらもアニメ作品に登場するようないわゆるキャラクターは登場しない。その代わり有機的な曲線とカラフルな玉を組み合わせた装飾品とも生き物とも判別し難い不思議な形態が描かれる。それは一見抽象的だが、玉には光沢を暗示するハイライトが付与されている。
本展でqpが自らに課したテーマは「植物と鉱物の結婚。アール・ヌーヴォーとアニメーションの結婚」という詩的かつ工学的なものだ。この試みはこれまでqpが様々な分野で試み育んできた想像力の結晶と言えるだろう。

最後に本展に寄せられたqpの言葉を掲載する。

「曲線は自分がいるべき場所を探しながら植物のツルのように伸びていく。
分岐し、角度を変え、どこかで止まって光る玉を生む。
光る玉は、べつの光る玉と交信をはじめる。

そして、展示室に飾られた1枚1枚の絵の中の玉同士もまた、
それぞれの絵を超えて交信をはじめるだろう。」






作家のプロフィール

qp(キューピー)
 
兵庫県生まれ。
2000年代中盤よりイラストレーターとして活動を始め、雑誌「真夜中」(リトルモア)表紙や谷川俊太郎の詩集「二十億光年の孤独」(集英社文庫)、フレッドペリー店舗ディスプレイなどを手がけた。
個展に「私たちは夜です」(2012年)、「残す」(2011年)、「それを見ている」(2007年)等。
企画した展覧会に「べつの星」(2011年)がある。
パープルームの展覧会には、最初の展覧会「パープルーム大学」(2014年)から参加している。